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2026年度第1回研究会開催のご報告

  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

7月29日(水)18:30-20:10、2026年度第1回目の研究会をオンラインで開催しました。



当日のプログラムは機材トラブルの影響で当初の順序を入れ替えて行いました。実際の報告順は以下の通りです。


第1報告 内田朋美(名古屋大学) 宗教団体の災害支援に対する被支援者の意識―お茶っこサロンの事例から―」

 

第2報告 金田伊代(京都大学大学院) 「『神道』による看取りの臨床実践の可能性 ― 看取りの場『祝屋(はふりや)』の提唱」



第1報告では、名古屋大学の内田朋美氏より、東日本大震災の被災者が宗教系支援団体をどう受け止めているか岩手県釜石市をフィールドにしたインタビュー調査をもとにご報告いただきました。調査結果からは、被災者は支援活動自体を肯定的に捉えていること、支援者の人柄や寄り添う姿勢を評価していること、そもそも活動に宗教色はあまり感じていなかったことなどが語りから紹介されました。既存の研究との接続を含め、今後の研究の進展が期待されるご報告でした。



第2報告では、京都大学の金田伊代氏より、「神道」による看取りの臨床実践の可能性について、過日提出された博士論文の内容をご報告いただきました。報告では、「祝屋」という神道独自の看取りの場を提唱し、死にゆく人の人生を「祝詞」として祝福し、神へ取り次ぐことで安らかな終末期を過ごすというモデルが提唱されました。既存の緩和ケアがキリスト教と近代医学の価値観に基づいていることへの批判的視点として、神道的な死生観に基づく新たなアプローチの必要性が論じられたものと受け止めました。近日中に書籍化されるとのことですので、またご著書を拝読したいと思います。


今回の研究会には21名にご参加いただき、質疑応答でも活発な議論、意見交換がされ、盛会のうちに今年度第1回研究会を終えることができました。学期末のご多用の中、ご参加いただいたみなさまありがとうございました。


 
 
 

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