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2025年度第1回研究会開催のご報告

  • 執筆者の写真: 世話人 宗教と社会貢献
    世話人 宗教と社会貢献
  • 7月19日
  • 読了時間: 2分

7月16日(木)19:00‐20:30、2025年度第1回目の研究会がオンラインで開催されました。


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当日のプログラムは、以下の通りです。


第1報告 福田 雄(大阪大学大学院)

宗教と社会の形成―インドネシア共和国アチェ州におけるイスラームの位置づけの変遷―


第2報告 高橋 泉(大谷大学真宗総合研究所東京分室)

外国につながりのある戦災孤児支援における宗教組織の活動-米軍厚木基地周辺地域の事例-


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第1報告では、大阪大学大学院の福田雄氏より、インドネシア共和国アチェ州の近代史を振り返りつつ、イスラームがいかにアチェ人のエスニックアイデンティティを形成するのに寄与したのかを紹介いただきました。アチェはシャリーア(イスラム法)を自治法とし、インドネシア共和国の中でも最もムスリム人口の比率が高い州です。発表の中では、マイケル・フィーナーやエドワード・アスピナルの議論を参照しながら、アチェにおけるイスラームの捉え方の変遷と改革運動の展開が議論されました。



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第2報告では、大谷大学真宗総合研究所の高橋泉氏より、米軍厚木基地周辺のキリスト教関連施設を事例に戦災孤児支援における宗教組織の活動を紹介いただきました。発表では、教団組織の資源を多様に活用しながら展開されたカトリックによる戦災孤児支援活動のほか、米軍関係者による超教派的活動もあったことが示されました。その一方で、支援者は欧米の宗教関係者を中心とした、西洋式の生活様式、宗教的文化を背景とした実践であったため、行政や地域住民とのネットワークがほとんど確認されておらず、宗教関係者による独自の慈善活動と捉えられてきた側面がある可能性が指摘されました。



オンライン研究会には20名ほどご参加いただき、なかには海外から参加された方もいました。質疑応答でも活発な議論、意見交換がされ、盛会のうちに今年度第1回研究会を終えることができました。

ご参加いただいたみなさまありがとうございました。

 
 
 

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